体への負担が大きい仕事

フォークリフトというと、工場などで荷物の積み下ろしをする際に使用するものというイメージが強いですが、建築現場でも広く活躍しています。建築資材の運搬には欠かすことができない仕事といえます。必要不可欠な仕事ではありますが、デメリットがないわけではありません。建築現場でのフォークリフトの仕事は、体への負担が大きい仕事といえます。建築資材の大半は、重く大きなものです。必然的に扱うフォークリフトも、馬力が強く操作が難しいフォークリフトを扱うことになります。体力を使う作業となることも多く、腰を痛める可能性がないとも言い切れません。また、建築現場で作業することが基本なので、屋外での作業となります。

季節によって暑さや寒さに悩まされることも多く、体への負担が大きいでしょう。ただし、フォークリフトの免許を取っておけば、どのような現場でも活躍できるため、仕事の幅が広がります。

ひとつひとつの資材が高価

建築現場でのフォークリフトのデメリットのひとつは、仕事が丁寧でなければ、莫大な損失につながる可能性があるということです。建築資材は、グレードというものがあり、安いものから高いものまでありますが、いずれにしろ安価なものではありません。丁寧に運ばなければ、破損して、使用できなくなる可能性があります。個人宅など狭い場所での作業となると、資材を運び込む際にも、繊細かつ熟練の技術を保有していなければ、完璧な作業が難しくなるでしょう。ひとつひとつの作業が丁寧で、地道な作業を苦痛と感じない人が向いています。また、建築作業の進み具合によって、運び込む荷物が変わるので、フォークリフトの仕事の日程が変わることも多いです。

作業の主体となることがないという点もデメリットといえます。